女王蜂のフェロモンに惹きつけられ
女王蜂のフェロモンに惹きつけられ 〜2007年03月18日〜

暖冬が続き、ミツバチたちの動きが、すごく活発になっていると聞き、3月18日、あきる野市の栗林の隣の、養蜂場にでかけました。
今回は、いつもの3人組のほかに、フォトグラファーNさん。 韓流ドラマのマニアなので、話題に事欠きません。
この日は、寒さがぶり返して風が強かったのですが、蜂たちは、それこそ、うれしさを体いっぱいに表現して動きまわっていました。さなぎから脱皮したばかりの、若いミツバチたち。
透き通るような若々しい薄黄色です。若いというのはいいなと思います。熟年の蜂たちが、なにやら疲れているように見えました。

それでも、若きも老いも、巣脾(すひ)にびっちりと並び、それぞれの役割を果たしています。
今の時期は花粉運びが多く、お尻に白や黄色の花粉をつけたミツバチが、狭い巣箱から、なかへ入っていくさまはほんとうにほほえましいです。
女王蜂の生んだ卵は、蓋をされ蜂の子に成長してから、この蓋を自分で破って蜂になって飛び立つのだそうです。 女王蜂は、7~8千匹のミツバチの卵を、たった一匹で、生むと聞いてびっくりです。 巣脾の中のミツバチの動きを見ると、みんな女王蜂の方向に頭を向けて動いています。女王蜂の発散するフェロモンに引き寄せられて居るのだそうです。自然界の営みのほうが、率直でいいなあと思ったら、フォトグラフファーのNさんは、すかさず「ペ・ヨンジュンを慕う中年女性と同じね」ですって。・・・・
あきる野の ミツバチと行く 梅見かな