
2月20日に切欠養蜂場の支障木伐採を
地元の林業会社 山武師さんに実施していただきました。
20~30mの高さがあろう老木を5本
ほぼ午前中で伐採し、整理していただきました。
本当に仕事が丁寧で
翌日の養蜂作業も快適でした。
根本がまだ元気な木からは水分や樹液が漏れ出て
みつばち達がなんだろう?と近寄ってきていました。
年度末、公共事業の仕事が忙しい中
養蜂場の整備にご尽力いただき感謝いたします。
倒木などの事故は未然に防げるものはしっかり防いでいかないと
多大なるご迷惑を多方面におかけするだろうなと
改めて実感しました。
ナラ枯れ被害も、みつばちファーム養蜂場の周辺は
他人事ではなく
新緑の季節に薄暗い赤に染まった木々が目立ちます。
個人的にはマキなどに活用することがグンと減ったことが
更新を阻害して、過剰になっているからでは?
と考えています。
自然が自然に更新している状況と
捉えるのも良いかなと思います。
ただ、倒木などしてこないか?倒木した際に
養蜂場や通路に被害はないか?など意識しておくことは大事ですね。
養蜂で「木」と言えば
なんといっても『巣箱』です!
みつばちファームでは10年以上
雨風にさらされている巣箱があります。
でも、元気にみつばちが健全なコロニーを維持して
毎年おいしいはちみつの恵みを生み出してくれています。
そう!その木は「秋田杉」がメインなんですね。
建築材としても一級品です。
もうその良さは実感ちゅ~といったところです。
ですが、この先の未来を考えたときに
巣箱も地産地消で用意できないかな~なんて考えるのは
どうでしょうか?
東京では
『多摩産材』とよばれ、ブランド化に取り組んでいる
東京の木があります。
東京都の森林面積は40%とあり、人口林率が60%となっています。
え!そんな感じなの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが
みつばちファームがある、あきる野市では森林面積60%になっていますよ!
で、その人口林の多くは
桧や杉がほとんどなんですよね。
お!東京の杉も巣箱にいいんじゃないかな?
なんて考えるのは自然なことだと思うのは私だけでしょうか。
いやいや、秋田杉の能力をなめたらいかんよ~
なんて、声も聞こえてきそうですが
何を隠そう、私の家も東京の木(1階土台と柱は桧、2階柱は杉)で
家を建てたんですよ。
少し、話が長くなってしまうので今日のところは
話題提供といったところで締めたいと思います。
次回は(不定期)、なんで東京の木を使うのか?
というテーマで考察していきたいと考えます。
記:ハチ暮らしの羅久井