
独自手法の限定商品
ブラジル産の質の高いプロポリスの原塊から抽出する「プロポリス濃厚エキス」や台湾産のローヤルゼリーと多摩のはちみつで作る「はちみつ生ローヤルゼリー」、オーストラリア産のジャラハニーとプロポリスで作る「ジャラX プロ」など、独自の手法で製品化しています。
オンラインショップで見る独自手法の限定商品
ブラジル産の質の高いプロポリスの原塊から抽出する「プロポリス濃厚エキス」や台湾産のローヤルゼリーと多摩のはちみつで作る「はちみつ生ローヤルゼリー」、オーストラリア産のジャラハニーとプロポリスで作る「ジャラX プロ」など、独自の手法で製品化しています。
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随分とご無沙汰してしまいました。そうです。いわゆる養蜂作業ハイシーズンがようやく落ち着いたところです。
今年は真冬にバタバタと蜂群(ほうぐん)が崩壊してしまい約100群で挑んだので、例年通り収穫できるのだろうか?と心配していましたが山藤も咲いてくれたおかげで多摩のはちみつを4月~6月で4,650㎏収穫できました。いや、本当に胸を撫でおろす気持ちで安心しました。山桜もしっかり咲いて、アカシアもしっかりと咲いてくれたことも助かりました。現メンバーのみつばち達にも本当に感謝です。
今年の夏も無事に養蜂体験を開催できており毎回たくさんの方々にご参加いただけていることも感謝いたします。
もちろん、日々はちみつなどの購入やカフェをご利用いただきありがとうございます。
さて、今回のテーマ(3月に自分で決めていました。。)
2、地域のパートナーと協働して、地産地消を超えて自産自消へ
前回までの話をまとめて、どうしていきたいか!?地域の桧や杉を適正に伐採して、蜜源植物や広葉樹が育つ里山や河川敷きをデザインしながらそれを養蜂道具や建物内装、グッズやおもちゃに活用していこ~ということに繋げていきたいんです!
そんな理想ばっかりで何もやってないんじゃない?とツッコミが入りそうですが実は、小さな取り組み始めてます!
まずは、巣箱のマニアックな部分に活用しています。私たちは「サン」と呼んでいますがかなりマニアックな用途です。巣箱の大きさに対して、長年使用していた巣枠の規格が小さくなってしまった!?ようではちみつや花粉、蜂児(幼虫やさなぎ)がびっしりになるとずれちゃうんです。そこで、多摩産材の杉が低コストで巣箱と相性が良いかな~と考え導入しました。マニアックです。
次はまあまあ王道でカフェ入口の花壇に毎年、夏~秋に育てているアフリカンブルーバジルのネームプレートを多摩産材のひのきで制作してもらい、活用しています!
本当に小さな取り組みですがこの2つ、協働していただいているのが八王子にあります一般社団法人kitokitoさんです。なかでも福祉事業の製造部門であるWoodFactoryのみなさんに発注させていただいております。ここの作業場が弊社の川口蜂場の山の真裏でとっても親近感がわいています!
養蜂道具などは木材を使うことも多いので犬飼社長に今後、しっかりプレゼン!?して東京の木の活用を増やしていきたいですね。グッズなんかも今後はミュージアムで販売する計画ができたらどしどし発信していきます。コテコテのスプーンとか、コースターにロゴのハチくんをあしらったり。出産祝いに、はちみつ贈るのはなんか気が引けるから(1歳未満はボツリヌス菌の免疫がないので、赤ちゃんは食べられない)ベビーグッズやおもちゃの道もあるかも!?
また、こういう発信をすることで学生さんや地域の里山活動している方々に興味をもっていただき地道な情報発信や取り組みを協働できたらうれしいですね。もちろん志近い企業さんとも。10年、20年と続けて30年後(羅久井がちょうど犬飼社長の年になるころ!?)みんなで育て守ってきた、里山や森、川、緑地から美味しいはちみつが今年も採れたね~たくさんの方々と喜びを共有し続けられる未来を楽しみにがんばります!
記:ハチ暮らしの羅久井
先日雪も降りましたが、たいして積もらず森や大地に潤いをもたらしてくれた恵みの雪と雨でしたね。お肌の乾燥にも良かったです。
キウイの剪定をした後でしたが雪の重さでぽきぽき折れてました。それも自然の成り行きだな~と感じました。
さて、勝手にシリーズ化した『養蜂と林業』いろいろ考察していきます。
なぜ、東京の木を使うことを考えるのか?
しかも東京都あきる野市の養蜂会社が。
大きく分けて2つ理由と意義があると考えています。
1、未来に向けて蜜源植物が育つ環境をデザインしていく
2、地域のパートナーと協働して、地産地消を超えて自産自消へ
え!?どこに木を使う要素があるの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんがまずは1、のことについて書いていきます。
そもそもですがみつばちファームでは年間4t~5tはちみつを収穫しています。4tは象さん一頭ぐらいのイメージでしょうか。雑談いれますが、銀座では2トンとれています!え!?すごない?そこにヒントがあるかも、、
主な蜜源は秋川(あきがわ)沿い多摩川(たまがわ)沿いの里山丘陵地にあります。2つの川の合流地点もポイントです。あきる野市と八王子市にまたがっています。(厳密には昭島も)アカシア、山桜、山藤、山栗、ケンポナシ、エゴなどが花を咲かせてくれるおかげで安定した運営ができています。え、何か問題でもあるのかな?と思うところですが大きな課題が所狭しとあるのです。
それは、杉や桧がまだまだたくさんある!というところです。一番の原因は、森が暗くて蜜源植物はじめ、広葉樹など育ちにくい。木もいづれ退化するのでどんどん更新できる空間があったら良い!ではなぜ今か?微力でも使うのか?杉や桧は60年生を超えたものが多くなっている。つまり森を暗くする原因になってきている。ついでに花粉もいっぱい飛ばす。そこで、先ほどの雑談でだした銀座では年間2トンはちみつがとれている事実から考えます。自然を全面にした観光地としてがんばってるあきる野と八王子で年間4t~5tなのにスーパー都会の銀座エリアで2トン!!それは皇居、浜離宮、日比谷公園や街路樹に蜜源植物が豊富なんですね。最近では屋上緑化の動きもあります。都市養蜂についてはおいおい考えていきたいですが都心と多摩エリアで、もっともっと収穫量の差があると思ったのになんだかな~というのが正直な想いです。
だからこそ未来を見据えて、林業関係者や行政や他団体などと協力して蜜源の環境をデザインしていくことにワクワクするのです。そして、まずは杉や桧をぶった切るだけでなく活用していくことが重要だと考えています。
次回は2、地域のパートナーと協働して、地産地消を超えて自産自消への考察を中心に考えていきます。
記:ハチ暮らしの羅久井
2月20日に切欠養蜂場の支障木伐採を地元の林業会社 山武師さんに実施していただきました。20~30mの高さがあろう老木を5本ほぼ午前中で伐採し、整理していただきました。
本当に仕事が丁寧で翌日の養蜂作業も快適でした。根本がまだ元気な木からは水分や樹液が漏れ出てみつばち達がなんだろう?と近寄ってきていました。
年度末、公共事業の仕事が忙しい中養蜂場の整備にご尽力いただき感謝いたします。
倒木などの事故は未然に防げるものはしっかり防いでいかないと多大なるご迷惑を多方面におかけするだろうなと改めて実感しました。ナラ枯れ被害も、みつばちファーム養蜂場の周辺は他人事ではなく新緑の季節に薄暗い赤に染まった木々が目立ちます。個人的にはマキなどに活用することがグンと減ったことが更新を阻害して、過剰になっているからでは?と考えています。
自然が自然に更新している状況と捉えるのも良いかなと思います。ただ、倒木などしてこないか?倒木した際に養蜂場や通路に被害はないか?など意識しておくことは大事ですね。養蜂で「木」と言えばなんといっても『巣箱』です!みつばちファームでは10年以上雨風にさらされている巣箱があります。でも、元気にみつばちが健全なコロニーを維持して毎年おいしいはちみつの恵みを生み出してくれています。
そう!その木は「秋田杉」がメインなんですね。建築材としても一級品です。もうその良さは実感ちゅ~といったところです。
ですが、この先の未来を考えたときに巣箱も地産地消で用意できないかな~なんて考えるのはどうでしょうか?
東京では『多摩産材』とよばれ、ブランド化に取り組んでいる東京の木があります。東京都の森林面積は40%とあり、人口林率が60%となっています。え!そんな感じなの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんがみつばちファームがある、あきる野市では森林面積60%になっていますよ!
で、その人口林の多くは桧や杉がほとんどなんですよね。
お!東京の杉も巣箱にいいんじゃないかな?なんて考えるのは自然なことだと思うのは私だけでしょうか。
いやいや、秋田杉の能力をなめたらいかんよ~なんて、声も聞こえてきそうですが何を隠そう、私の家も東京の木(1階土台と柱は桧、2階柱は杉)で家を建てたんですよ。少し、話が長くなってしまうので今日のところは話題提供といったところで締めたいと思います。
次回は(不定期)、なんで東京の木を使うのか?というテーマで考察していきたいと考えます。
記:ハチ暮らしの羅久井
みつばちファームもあきる野市・秋川渓谷の観光スポットの一部ですがなんといっても、1年中人気のスポット瀬音の湯にて、はちみつ販売していることはご存じでしょうか?
蜂蜜はアカシアとさくらのみですが年間を通じて、たくさんの方にお届けできていること感謝いたします。観光にいくと、その地域で採れた蜂蜜ってなんだか気になりますがみつばちファームもそんな感じで旅のお役に立てれたらうれしいですね。売り場のお隣はキッコーゴのお醤油も並んでいます。お互いの本店も実はご近所でして、瀬音の湯からのお帰りの際に両店、お立ち寄りいただくお客様もいらっしゃいます!なんだかいいループですね。
はちみつミルクジェラートは少し、ひっそりと販売していますが春~秋にかけては本当にたくさんの方がお風呂あがりに召し上がってくれているようでありがたし!ご家族やご友人とシェアしながら食べる方が多いですよ~なんて、レジのスタッフさんが教えてくれました。堀さんのヤギミルクと五日市の人気のお菓子屋さんpageのジェラートに囲まれていますので、ぜひご注目ください。
なんといってもみつばちファームが毎年安定した蜂蜜を収穫できるのも秋川渓谷をはじめとする豊かな自然のおかげなんですね。
秋川は鮎もたくさん釣れて、川遊びの人気スポットです。本当にきれいなんですよ~その清流が維持されているのは流域の人々の暮らしと森林の管理のおかげです。毎年、里山や川沿いに山桜が咲きアカシアが咲き乱れ新緑とともにたくさんの樹木や野山の花々が咲いてくれます。秋には河川敷や田畑に蜜源植物が咲いてくれるおかげでみつばち達も安心して冬を迎えることができています。
写真のキャラクター森っこサンちゃんはあきる野市のマスコットです!
トウキョウオオサンショウウオをモチーフに描かれています!里山環境の象徴と言われるこの生き物が生息しているあきる野市は本当に自然が豊かな証明になっています。
あったか~いお湯につかりながら目の前に広がる自然を眺めてああ~いいところだな~今年も蜂蜜たくさん採れるかな~なんて想いを巡らせていただけると頑張れますので応援よろしくお願いします!
記:ハチ暮らしの羅久井
営業日のご案内
みつばちファーム周辺のファーム畑には、春に菜の花、夏はキウイ、秋にはコスモスを毎年育てています。お花が満開の時期には絶景スポットとしておすすめです。